市川尚吾の蔵出し

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2016-10-16

[]48グループの申し子 22:53

生年月日を8桁の数字「YYYYMMDD」で表記することがよくある。区切りのスラッシュを入れた表記のほうがよく見かけると思うが、そのスラッシュを抜いた形を、たとえばメールアドレスとかツイッターのアカウントとかを作成するときに、普段ローカルに使っている「t-szk」とかだとなかなかユニーク(一意)にならないので、生年月日まで入れれば誰とも被らないだろうと入れるときなどに、8桁の数字が使われたりする。

その8桁の数字を構成する「8つの数字の合計」を考えてみる。たとえば僕の場合、1963年10月30日生まれなので8桁表記は「19631030」であり、合計値は1+9+6+3+1+0+3+0=23になる。

ではその合計値の最大はいくつかというと、これが「48」なのである。しかもその「合計の最大値」を持つのは8桁表記が「19990929」の人、すなわち1999年9月29日にピンポイントで生まれた人だけなのだ。これは約千年後、2999年9月29日までは抜かれない記録である。

いま生きている人の誕生日は100年超(四万日弱)にわたっているが、その中で合計値「48」を持つのはただ一日、1999年9月29日生まれだけ。

だったら、この「特異日」に生まれた女の子が48グループに入り、センターポジションを獲得する、という物語を見てみたくなるじゃないですか(合計値が「46」の子が46グループ[坂道グループ]に入って活躍するという話でも良いのだが、その場合「46」が最大値じゃないのが弱い。今回のこの話は「誕生日の8つの数字の合計」の最大値を僕が考えたときに、たまたま「48」になったので「おっ」と思ったのがすべての始まりだから、特別な数字[最大値]じゃない「46」で考えて該当者がいたとしても、そんなに興奮ははしないだろう。数字を減らせばハードルは下がるし、たとえばチーム8には「8つの数字の合計が8になる」メンバーとして横道侑里[2000年10月23日生まれ]がいる)。

というわけで調べてみたのだが、AKB48だけでなく姉妹グループまで範囲を広げ、さらに現役だけでなくOGにまで範囲を広げても、1999年9月29日生まれのメンバーは在籍していなかった。でも現時点で高校2年生の17歳。まだこれからグループに加入してくる可能性はある(年齢が上がるにつれて可能性は低くなるので、悠長なことは言ってられないのだが)。

日本国内に限定すれば、一日に生まれる赤ちゃんの数は概算で二千人。半分が男子なので女子は千人。そのうちアイドルを目指している子が何人いるかは知らないが、さらにアイドルになれる容姿や性格を持っていること、恋愛中でないこと(過去に致命的なことをSNSで暴露していないこと)等の条件を満たしている子がもしいたとしたら、その子こそ「48グループの申し子」として、運命の子として、ごり押ししてもいいのではないか。

実はこの一週間ほど、AKB48では16期生オーディションというのをやっていて、最終候補に残っている69人のうち希望する者は、SHOWROOMという動画生配信サービスを使って、ファンにアピールするというお試し配信を行っていたのだ。そういう形で各候補生の年齢や生年月日に関する情報が拾える状態にあり、注目していたのだが、高校2年生17歳というのがそもそも少なくて、全員のぶんはわからなかったものの、とりあえず目に入った範囲では「19990929」生まれの子はいなかった。「48グループの申し子」はまだ見つかっていないようだ。

代わりに「2000年10月10日生まれ」の候補生を見つけた。この合計値「4」は現存する人間の最小値である(千年前には合計値が「3」になる人間がいた)。ただし合計値が4になるのは(最大値48の場合とは違って)ピンポイントで一日だけというわけではなく(2000年生まれは必須だが)、該当する誕生日は四つで、「10月10日」の他に「1月1日」「1月10日」「10月1日」がある。最大値を探していたら最小値を見つけた形だが、とりあえずこの子を採っておけば、後に「1999年9月29日生まれ」が見つかったときには、「最大と最小」で対立軸が作れるな、と思ったりもした。しかし残念ながら最小値の子は、本日行われた最終審査で落ちてしまったのであった。

自分が運営側だったらそんな理由でその子を採っていたかもしれないが、まあ仕方がない。というか、実はチーム8の山本瑠香が「2000年10月10日生まれ」で、すでに48グループに「最小値」は在籍していたのだった。

というわけで運営は、山本瑠香のことを「よよよよよよよよよよよよよよろしくね」。

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