市川尚吾の蔵出し

2017-04-06

[]野澤玲奈とロバート・ミッチャム 13:19

AKB48の野澤玲奈はインドネシアからの帰国子女(JKT48からの移籍メンバー)であり、日本語英語インドネシア語のトリリンガルというのがセールスポイントになっている。エピソードトークの内容が変なことが多くて、聞いているメンバーもファンも頭上に「?」を浮かべるような独特の世界を持っており、それをもって「ノザワールド」と呼ばれているが(けっこう軽視されているが)実は頭が良く、大学受験にも合格して、今春から早稲田大学に通うことになっている。

その野澤玲奈が得意としている指芸があって、下準備としては左手の掌にてんとう虫の絵を、人差し指から小指の中節の甲側に「T・H・I・S」の文字を一字ずつ、右手の掌にてんとう虫が潰れた絵を、水性マジックで描いておく。その状態で以下の四つのフレーズをテンポよく見せる。

(1)左手をグーにして折り曲げた四指を相手に見せて「THIS」、人差し指と中指を伸ばして薬指と小指の文字だけを見せて「IS」、四本とも伸ばしてパーにして掌の虫の絵を見せて「A BUG」と言う。

(2)そのままの状態で「THE BUG」、薬指と小指を曲げて「IS」、小指を伸ばして代わりに中指を曲げて「HI」と言う。

(3)パチパチパチと両手で拍手をする。

(4)左手を下ろして右手の掌を見せ、悲しそうな顔をして「THE BUG IS DEAD」と言う。拍手をしてうっかり虫さんを叩き潰してしまいました、というのがオチなわけ。

記憶だけで書いているので細部が間違っているかもしれないが、大筋では合っているはずである。ポイントは左手の指に書いた「T・H・I・S」の四つの字を指の曲げ伸ばしで「THIS」「IS」「HI」の三つの単語として見せるところ。英語圏で子供に見せるちょっとした遊びとして既存のものなのか、野澤が考案したものなのか、そのへんはよくわからないが、日本国内で広めているのは野澤である(というかまだ広まってはいないのだが)。それはそれとして。

話は変わるが先日「狩人の夜」という古いモノクロ映画をイマジカBSで見た。ストーリーが前半と後半で分離しているので名作になり切れていないカルト作品という印象で、ロバート・ミッチャムが殺人狂の伝道師という役で出ているのだが、左手の人差し指から小指にかけて「H・A・T・E」と、右手は逆に小指から人差し指にかけて「L・O・V・E」と、各指に一字ずつ刺青で入れている。文字が描かれているのは野澤の場合とは違って、指の付け根の節というか、グーパンチで殴るときに打面になる部分。指に刺青って(しかも「HATE」と「LOVE」って)凄いなと、かなり強烈な個性をアピールしている。

その時点でなんとなく野澤玲奈の指芸を連想していたのだが、映画の中でロバート・ミッチャムが合掌をして祈る場面があって、そこで「あっ」と思ったわけですよ。指を組んだことで4字と4字が混ざり合って8字になる。その8字でひとつの単語になってたら凄いぞと。でも左手の親指が上になる組み方で親指側から読んだ場合に「HEAVTOEL」、逆の組み方で親指側から読んだ場合に「EHVAOTLE」で、どちらも意味のある文字列にはならなかった。残念。

だったら自分で作ってやろうと思って考えた。どうせなら右手の親指が上のときと左手の親指が上のときの両方で、それぞれ違った意味のある文字列にしたい、となると英語じゃなくて日本語(ひらがな)のほうが自由が利いて何とかなりそうだ、手を組んだときの文字列がポイントになるなら親指を外す理由はないので左右五指ずつで考えようということで、出来上がったのがこれ。

「どてにれの」「うんないる」

どっちが右手でも左手でもいいんだけど、親指から小指に向かって各指に一字ずつひらがなを書く。五文字の段階で意味のある言葉「LOVE」とか「HATE」とか「THIS」とかになっていないように見えるのが難点なんだけど、

A「昨日土手にジャン・レノがいるのを見たんだ」

B「土手にレノ?」

A「うん。ナイル」

B「しかもナイル川? 待って、ナイル川に土手なんかあったっけ?」

という会話の途中を採用したと思ってほしい(ここがかなり苦しい)。さてこの両手を「ど」を書いた親指が上になるように組んだときに、親指から小指にかけて十文字を読むと「どうてんになれいのる」という文字列が浮かび上がる。たとえばサッカー日本代表の試合で、同点でもW杯出場が決まるのに1点ビハインドで前半が終わってハーフタイムになりました、というようなときに合掌して祈ると「同点になれ祈る」という文字列が組んだ指の中に浮かび上がったら、なかなかいいじゃないですか。ハーフタイムの間に軽食でも摂りたいなと同居人が言い出して、うどんを作ることになったときに、手の組み方を変えると「うどんてなにいれるの」という文字列が浮かび上がる。

というようなことを考えていたのだが、どうだろう。暇人なのはたしかだが、こういうことを考えない暇人も多い中で、こういうことを考える暇人は、人生を有意義に過ごしていると言えないだろうか。

2015-11-26

[]文章イントロクイズ 15:35

第二弾です。やっぱりAKB(というか48グループ)縛り。

第一弾のQ1からQ10はここ

Q11「こんなドローは嫌だわ、ホントはゲームを捨ててた。みんながデートしてても、どーするどーする、マジでどーする」

Q12「ゲッ。ゲッ。ゲッゲッゲゲゲ双子コーデしない、双子コーデしない、双子コーデしている子たち、見るとどうしても考えちゃう、この子たちレズなの?」

Q13「わりと真面目に残業超過はまだまだ、有給消化もまだまだ、高級料亭創業十五年、あぁ見えてきたんやけーが足が止まる、もう何もかも投げ出して、今はどんな手も使えそうだ、ここで全部出してけてけてけてけて」

Q14「この三年間、なんやってん。ほぼ三年間、頑張ってん。もう三年間、死んどってやー! 桃缶。カーブ放るファールボールだ皆様皆様皆様皆様。カーブ放るファールボールだ皆様皆様皆様に桃缶」

Q15「あんパン食べて持ってってちょうだい。あんパン食べて持ってってちょうだい。あんパン食べて持ってってちょうだい。パンパンパンパン」

Q16「朝から何か簡単な炭酸。砕け落ちるワイングラス、ふざけすぎた季節が終わり、一人きりで眠れぬ夜、あんな人はもうたくさんだわ(ホントにすぐに、行っちゃうの?)」

Q17「損損損損。廊下掃除して損。損損。廊下掃除して損。(漫画がだんだん漢字が簡単。今度はロンドンホントは香港)ねー早く今日だけは、急だけど会いに来て」

Q18「愛知県に寄ってってよ。愛知県はどうすっぺか。高知県に至ってるんじゃ、しょうがないよね(あらあらホントに)。こいつはマジかよ」

Q19「三年五年……まだだね、三年五年……まだだね。ちょうど支度済んで、出掛けようと待っていたんだ、ちょうど支度済んで、出掛けたくない。あーもう。三年五年……まだだね、三年五年……まだだね」

Q20「お待たせ―。ミラノ風ドリアここに置いていきますねー」(ヒント:超早口で)

2015-11-06

[]田中将大公演セットリスト予想 19:08


 overture

M01 走れ!ペンギン AKBシングルC/W(チーム4)

M02 摩天楼の距離 A6

M03 JESUS A2

M04 チャンスの順番 AKBシングル表題曲

 自己紹介MC

M05 始めてのジェリービーンズ H2

M06 何度も狙え! N3

M07 右肩 前田敦子シングルC/W

M08 ここで一発 SKEシングルC/W

M09 炎上路線 A6

M10 逆転王子様 K6

 ユニット明けMC

M11 フライングゲット AKBシングル表題曲

M12 RUN RUN RUN H1

M13 君が星になるまで K2

 中盤MC

M14 ラッキーセブン AKBシングルC/W

M15 誰かが投げたボール AKBシングルC/W

 アンコール

M16 風は吹いている AKBシングル表題曲

M17 正義の味方じゃないヒーロー AKBシングルC/W

M18 サヨナラのカナシバリ B6

 次が最後の曲です

M19 アリガトウ B4

 最後の挨拶。


野球選手なので野球っぽいセトリを考えてみた。ヤンキースタジアムで先発。

初回、球が走ってくれるとありがたい。「走れ!」という気持ちで投げる。相手は「センター」返しを狙ってくる。一回裏の攻撃。ヤンキースタジアムなのでニューヨーク、摩天楼という連想。

二回の守備。打たれて「ジーザス!」。二回の攻撃。クリーンナップに回ってくるチャンスの打線。ここで巻き返しておきたいところ。と、ここまでが序盤。

ユニット最初の「ジェリービーンズ」は客席にゴムボールを放りながら歌うというギミックがあるので野球がらみのセトリには入れておきたいところ。「何度も狙え!」は衣装が野球のユニフォーム(阪神)を模したものになっているので、その衣装の黄色の部分を白に変えるとNYYっぽくなるかなと。そんなこんなで三回の攻防が終わって、四回表にピッチャーが右肩を気にし始める。四回裏、そろそろ一発を期待。五回表についにピッチャーが炎上。以降は打線が奮起して逆転(逆点)してくれることを期待。

六回表。ピンチを迎えるもののフライを打たせて取る。六回裏。走れーっ(あるいはスリーラン)。まだ追い付かないものの点差が縮まって、よし反撃だ。立ち直ったピッチャーは七回表も無失点に抑える。何とか勝ち星を付けてあげたい。七回裏の攻撃。ラッキーセブンだ頑張ろう。

八回表の守備。海の向こうで頑張っている選手。転がっているボールをキャッチするんだ。返球するんだ。さあ八回裏の攻撃。傍観者にはならないぞ。風は吹いている。九回表。高校時代に球技大会の試合をサボろうとしていた君もここでヒーローになるんだ。そして九回裏の攻撃。やったー、サヨナラ勝ちー。相手チームの選手は全員茫然と立ち尽くす。金縛り状態。

曲調的には「サヨナラのカナシバリ」じゃなくて「さよならクロール」のほうが盛り上がるんだけどね。あえてこっちを選んでみる。でもそのまま終わりだと公演が盛り上がらないので、最後に「今日はスタジアムまで足を運んでくれてありがとうございました」という曲で終わると。

2015-10-15

[]名取稚菜に関する覚書 23:55

・2012年7月、前田敦子が卒業発表した後の、最後の誕生日公演(生誕祭)で、主役の前田が体調不良で公演の一部で代役を立てることになり、当時アンダーをしていた名取が急遽(17人目として)呼ばれて、前田の代わりに一部の演目に出演した。公演終了後のコメントで、前田ファンに対してかなり気を使った文章を書いていて、性格的に良い子だなと思った。

・2012年10月、チームAの公演が千秋楽を迎える。他のチーム(K、B、4)が16人体制の中、当時のチームAは正規メンバーが14人しかいなかった(前田敦子が8月で卒業し、指原莉乃が6月にHKTに移動して抜けてから、補充をしていなかった)。Aの正規メンバーじゃない二人が加わって千秋楽公演をすることになって、そのときに前田敦のポジに入ったのが名取だった(指原ポジには武藤が入った)。部外者だけど千秋楽に出演できて嬉しいと舞台上で名取がコメントをしたら、高橋みなみが、名取も武藤もチームAの仲間だよと言ってくれたのが、名取がらみのほっこりエピソードとして記憶に残っている。

・2012年11月から始まった新体制で、名取は梅田チームBに所属。初めて所属したチームで、残念ながらスタベンに回されたが、まあ、当時はそれが順当な扱いだったと思う。22人中16人しか舞台に立てないのだが(劇場公演は基本的に16人で行うように、ダンスや歌割りなどが作られている)、初日メンバーに選ばれた16人のことをスタメン、そこから洩れたメンバーをスタベンと、AKBの界隈では呼んでいる。スタベンは複数のポジションを覚えて、スタメンが休んだときにその穴埋めとして公演に出るのが主な仕事になる。公演は全体曲(16人で歌う曲)とユニット曲(少人数で歌う曲)に分かれていて、全体曲は誰のポジションで出る場合でも共通してるんだけど、歌割りや振り付けの一部やポジション移動などが、誰のアンダーで出るかによって違いがあるので、複数のアンダーを覚えるのはそれなりに大変。名取は柏木由紀と市川美織のアンダー(ユニット曲で言うと「涙に沈む太陽」と「君のC/W」)で出演することが多かったのだが、途中から片山陽加と小嶋陽菜のアンダー(ユニット曲で言うと「思い出以上」と「抱きしめられたら」)も覚えて出演している。で、本当は秘密なのだが、AKBの劇場公演では口パクが多用されている。ところが生歌を使わざるを得ない場合と言うのがある。誰かが体調不良で公演をドタキャンすることになると、16人の全体曲は15人で何とかなるのだが、ユニット曲は誰かが一人二役をこなさないと回らなくなる。名取の場合は、初めて「抱きしめられたら」を歌ったときがそういった代役で、急遽回ってきた新ポジということは当然、事前の録音がないから生歌でこなさなければならなかったのである(前から決まっていた新ポジなら、事前に録音してから公演に臨むことになるので、口パクが可能なのだ)。そもそも全体曲とは違ってユニット曲は、自分が担当したことのない曲の歌詞までは憶えていないのが普通。なので急遽(こじはるポジはその日、中村麻里子が昼公演では出ていたのに、夜公演を突如体調不良で休んだ、というときの代役だったので、わずか二時間ほどの間に)歌詞を憶えて振りを憶えて、生歌で「抱きしめられたら」を歌ったのである(バラード調で、ダンスは難しくないのだが、ソロのパートが多い曲である)。250人の観客の前で初めて歌う歌を、しかも生歌で、長いソロパートをこなしたのは、かなりの度胸だったと思う。「思い出以上」はかなり動きが激しい曲で(もともとSKEの公演曲なのだが、梅田チームBではダンスをアレンジして、より激しい動きをしながら歌う曲に変えていた)、その初ポジを生歌で披露することになったときには、さすがに大変そうに見えた。名取のダンスは動きに品があって上手いと個人的には思っていたが、「思い出以上」を初めて踊ったときには、他の二人(梅田彩佳と山内鈴蘭だったと思う)と比べて見劣りがした。でも二回目でかなり上達しているなと思ったし、三回目からはちゃんと他の二人と動きや角度が揃っていて、問題を解消していた。こういうメンバーがチームに一人いると、たとえば公演の途中で誰かが急に体調を崩して、そのメンバーが出る予定だったユニット曲をどうしようという問題が発生したときなどに、彼女がきっと何とかしてくれるだろう、という安心感に繋がるので、そういった意味で名取は梅田チームBで自分の存在感を示せていたと思う。

・2013年9月18日、名取は第四回じゃんけん大会でベスト8に残った(最終順位は6位)。結果、鈴懸なんちゃら(略称)というシングル曲で初の選抜入りを果たす。じゃんけん大会終了後にグーグルプラスに投稿した書き込みで、先輩からいただいたお守りと、いただいた四つ葉のクローバーを身に付けて出場したら選抜に入ったと書いていて、四つ葉のクローバーに関しては誰からもらったのか書かなかったが、名取のぐぐたすを日常的に見ている人は、被災地訪問活動の際に、小さな子供から四つ葉のクローバーを貰ったエピソードを覚えている。山田町の人と自分のファンと、わかる人にだけ届けばいいと思って、あえて「誰から」の部分を省略して書いた一文。被災地の人からもらった好意を売名に使ったと思われたくなかったからそうしたのだろうし、そういう気の回し方をするメンバーがAKBにいるんだと感心して、個人的に応援していきたいと思ったのがこのときである。

・2014年4月28日に倉持チームBの初日があったが、名取は同月に千秋楽を迎えた梅田チームB公演に引き続きスタベンということで、それはまあ仕方ないにしても、田名部と名取の二人は初日を含めて6回連続して出番が貰えなかった。そうこうしているうちに、握手会で事件が起きて、劇場公演自体が二週間ほど取りやめになり、結局新チームでは一度も公演に出ていない(そのぶん不利な)状態で第六回選抜総選挙が行われ、名取は圏外になる。一方で田名部は71位にランクインして、そのおかげかどうか、田名部が6月13日の公演に出演することが決まり、名取は新体制がスタートして以降、初日を迎えるのがいちばん遅いメンバーになってしまった。3月に高校を卒業して、4月からは学業との両立を考えずに、AKB一本でやっていける状態になったのに、その途端にこのブランクである。結局、2014年6月17日に初めて公演に出て、それが自分の生誕祭だったという(ちなみに名取の誕生日は6月7日で、2014年の場合は総選挙の当日だった。19歳の誕生日に圏外だと発表された気持ちたるや想像を絶する)。6月17日といえば新体制がスタートして一ヵ月半以上が経過していた。同じチームのスタメン16人が初日を迎えてから何と50日後。このときはAKBの中で最大に干されているように見えていた。実際には倉持キャプテンのアンダーという、スタベンの中ではかなり重要なポジションを与えられていて、キャプテンから信頼されていたからこそ、そのポジションを任されていたと思うんだけど、倉持キャプテンがまあ公演を休まない。他のチームのキャプテンは、Aの高橋みなみにしろKの横山由依にしろ、4の峯岸みなみにしろ、テレビやら何やらで劇場公演をそこそこ休むんだけど、倉持は結局、一年間で62公演を行ったんだけど、そのうち57公演には出演しているという。アンダーとしてせっかく練習をしていても、一年間に5回しか出番が回ってこないのでは報われない(実際には当日になって体調不良で休んだことが2回あるので、倉持は一年間に7回休んでいるのだが、ドタキャン2回のときには名取は別ポジのアンダーで出ることがすでに決まっていたので、その2回は名取にとってプラスにはなっていない。むしろ15人公演になったせいで、名取が二つのポジションをカバーして、歌割りで無音にならないようにあっちもこっちも歌ったり、普段とは違うことをやらされて大変だったはず)。

・2015年8月27日に倉持チームBの千秋楽があり、倉持が8月17日に卒業したこともあって、千秋楽公演の16人には入ることができた(倉持のポジションで出演を果たしている)。倉持チームBの公演数は80回。名取はそのうち48回出演している。下から数えて6番目。兼任の生駒里奈と朝長美桜、超選抜の渡辺麻友と柏木由紀の4人は、むしろ忙しくて劇場公演への出演回数が少なかったので、劇場公演を干されていたという意味では下から二番手の位置になる(いちばん干されていたのは34回しか出演できなかった田名部)。

・9月から始まった春風亭小朝「イヴはアダムの肋骨」公演ではスタメン16人に選ばれる。ほぼ同時期に始まった「青春はまだ終わらない」公演のメンバーを選ぶときに、岩本輝雄が、ほぼ望みどおりのメンバーを獲れたが、唯一獲れなかったのが名取だと言ってくれて、二つのチームからスタメンに求められるという人気者状態で、やっぱり見る人は見ているんだなあ、良い風が吹いてきている、今までの努力が報われつつあると、ファンとしては喜ばしく思っていた矢先の、今回の発表である。

・AKBの被災地訪問活動で山田町の人たちと仲良くなると、その後もプライベートで山田町を訪れたり、AKB観光大使という番組で松山市の観光大使(おもてなし大使)に任命されると、その後も松山市のPRを地道に続けたり、そういった「本番」が終わってからも継続的に活動を頑張る姿勢が、メンバーが大勢いるAKBの中であえて名取を選んで応援したくなる理由のひとつだった。

・松山おもてなし大使に関しては、相棒だった菊地あやかが卒業してしまったので、新しい相棒を決めようという(AKB観光大使とのコラボ)企画を、先週の水木の二日間、AKB48のあんた誰?(あん誰)という(NOTTVの)番組で行っていた。水曜日に一人、木曜日に一人選んで、その二人で12月に松山に行って番組ロケを行い、良かったほうを採用するという企画内容だったが、相棒を一人選ぶのに、候補者を二人選んでロケを実施したあと、片方だけ採用するという段取りが、やや不自然に思えた(選ばれなかったほうの候補者は、松山まで行ってロケまでしたのに、おもてなし大使になれないのか? という部分)。最終的に二人とも採用して、名取を入れて三人で松山おもてなし大使になるのが筋かなと思って見ていたんだけど、今となっては、そういうことかと納得することしきり。そもそも菊地が卒業したのは去年の3月で、それから一年半もの間、松山おもてなし大使は名取が一人でやってきたのである。それを今になって相棒を決めようというのは、ある種の方便であって、実際には名取も卒業してしまうので、新たにAKBから松山おもてなし大使を二人選ぼうというのが、先週の水木のあん誰で行われた企画の本意だったのだ。自分が卒業したら松山おもてなし大使の仕事はどうなってしまうんだ、というわけで、後釜のことまで考えて、ちゃんと手を打ってから、ようやく卒業発表をするというこの責任感。仕事を最後までまっとうしたいという気持ちで、運営に相談し、松山市の担当者にも相談して、そういう企画を実現させたのだろう。後輩にもぜひ見習ってほしいと思う。

2015-10-01

[]「いつまでも俺は君しか愛せない」公演セットリスト 10:01

自分なりのオリジナル公演のセットリストを考えてみた。

公演名が縦読みで入っているという趣向は「イヴはアダムの肋骨」公演のセットリストを予想したときと同じ。


 overture

M01 命の使い道 B3

M02 強き者よ SKEシングル表題曲

M03 前しか向かねえ AKBシングル表題曲

M04 デジャビュ H1

 自己紹介MC

M05 もしも私が空に住んでいたら 岩佐美咲シングル表題曲

M06 思い出以上 S3(ただし梅田チームBバージョン)

M07 檸檬の年頃 K6

M08 ハート型ウイルス A5

M09 君と僕の関係 AKBアルバム曲

M10 ミニスカートの妖精 A6

 ユニット明けMC

M11 シンデレラは騙されない K2

M12 風は吹いている AKBシングル表題曲

M13 愛のストリッパー B5

 中盤MC 

M14 命の意味 A6

 アンコール

M15 制服の羽根 AKBシングルC/W(チーム8)

M16 夏の前 HKTシングルC/W(チームK4)

 ひと言「次が本当に最後の曲です」

M17 生きるって素晴らしい H2

 最後の挨拶。


梅田チームBバージョンの「思い出以上」をもう一度見たいので、それをユニット曲に入れるというのをまず決めて、あとは「命の使い道」と「命の意味」を対応させたい(できれば自分の好きな「命の使い道」から公演を始めたい)という方向で、公演名をまずは考えた(「い」で始まって「い」で終わる。5文字目から10文字目までのあたりに「お」が入る)。

「いつまでも俺は君しか愛せない」という公演名が決まった段階で、多くの曲が、使いたかったけど使えないことが(頭文字の制約で)決まってしまった。

テーマ的にも自分の好み的にも、「軽蔑していた愛情」か「汚れていた真実」あたりを本当は入れたかったんだけど、公演名に「け」の一文字を入れることができなかったのでこの段階で脱落。

代わりに「風は吹いている」(これも大好きな曲)を入れられることになったので、M01に次いでM12が確定。「命の意味」をM14にするかM17にするか迷っていたのだが、これを最後の一曲にして公演が終わるというのも重たいので、本編の終わり(M14)に入れて、アンコールの最後(M17)はもうちょっと明るい曲調のものにしようと考える。

公演全体のテーマ(生きることの意味を喪失していた少女が、最終的に何か生き甲斐を見つける)に沿った曲ということでM02とM03もすぐに決まった(といっても主人公の少女がこの段階で強くなるのではなく、強く生きている人が世の中にいることを知って、ここではまだ目が開いただけの状態。ここからいろいろ経験を積んで最終的に「命の意味」をつかみ取るという流れを考えている)。

M04は「で」で始まる曲がもともと少ないので、選択の幅が狭い中、自分の好きな「僕の太陽」公演から馴染みのある曲を選び、これで序盤の4曲が固まる。M01の最後の姿勢(全員が横一列に座っている)からM02の歌い出しとか、M03の前後でのマイクスタンドの出し入れとか、イントロの短い曲が続く中でそのへんの繋ぎがうまくできるのか問題が発生しそうな並びだが、そこはあまり深く考えないことにする。

5曲目の「も」を全体曲にするかユニットの一曲目にするか、いろいろ迷ったのだが、ユニットをきっちり16人でまとめたくて考えているうちに、M05としてソロ曲をユニットコーナーに入れるとちょうど数がぴったり合うことがわかって、岩佐美咲の3rdシングル表題曲をここに入れてみた。歌唱力のあるメンが生歌を披露することで話題になるのも良し。ユニット一曲目にソロ曲というのも盛り上がるかなと。

M06は最初に決めた「思い出以上」で、あとのユニット曲は可愛い系でまとめる形にした。「み」で始まる曲名でユニットに使えそうなのが「ミニスカートの妖精」しかなくて、じゃあ「れ」は「檸檬の年頃」でいいか、「は」も思い切って「ハート型ウイルス」にしようと、可愛い系に振り切って考えたときに「君と僕の関係」という曲がアンテナに引っかかってきた。ネットで動画を探して聞いてみたら良い曲じゃん。自分の知らなかった曲を入れたかったので、これぞ今回の遊びの醍醐味ということで決定。

M11の「シンデレラは騙されない」も今回初めて聞いてみたら良かったというのと、最近はコンサート等でもあまり披露されていない(新規ファンにとっては新鮮な印象の)公演曲をどこかに入れたかったので、ちょうど良いというので入れることにした。秋元康の詞は男の一人称がだいたい「僕」なんだけど、今回は公演名に「俺」を使ったので、その違和感をこの曲の「オレ!」で解消してもらえるかも(という理由づけはさすがに強引か)。

アンコール明けの一発目、M15の「制服の羽根」は、「汚れていた真実」を採りたかったけど採れなかった代わりにこちらをということで。チーム8を別働隊と見ている(AKB本隊とは分けて考えている)ファンが聞き逃しているかもしれないので、そういう人たちに「いい曲じゃん」と思ってもらえるかも。

アンコールの1曲目がそういう曲調になってしまったので、M16も同じ路線で何かいい曲はないかと探していたところ、HKTの「夏の前」という曲を見つけて、自分の知らない良曲を発見するシリーズの第三弾として採用することに。

公演の最後の一曲は、実はその直前のM16を最初「なんて素敵な世界に生まれたのだろう」にしていて、そこからの流れも考えて、M17を「生きるって素晴らしい」にしていたのだが、M16を変えてしまったので、最後の一曲は知名度の高い「言い訳Maybe」とかにしたほうがいいかなと、いったんは変えたのである。でもいろいろ考えた挙句、最終的には元に戻してこの形にしてみた。ひまわり組2ndの曲はほぼ知らなくて、この曲もネットで動画を探して今回初めて聞いてみたのだが、公演の「最後の一曲」にピッタリで(H2では違う使い方をしていたらしいが)、これも今回の遊びで発見した「良曲」のひとつに数えられるだろう。歌詞の内容的にも、本編のM01「命の使い道」からM12「風は吹いている」を経由してM14「命の意味」に至る、という流れにも呼応しているし。

最後に残ったM13はいろいろ迷った挙句、最終的に「愛のストリッパー」にした。「あ」で始まる楽曲は48グループには多くあって、M11からM14への流れに沿うものという条件を加えても絞り切れなかったので、自分の好きなB5公演から選ぼうということで、この曲を選んでみた。SKEやHKTの曲を採ったので、NMBの曲もどこかに入れようかなと思っていて、「アーモンドクロワッサン計画」というのを聞いてみたのだが、曲調がここに入れるには合ってないなということで採用ならず。

まだまだ自分の知らないAKB関連の曲は山ほどあるので、今後もいろいろ聞いてみて、このセットリストを改善していければと思う。あるいは別なコンセプトのセットリストをまた新たに考えてみるのも楽しいだろう(「ラブラドール・レトリバー」と「そこで犬のうんち踏んじゃうかね?」を並べるとか、「かたつむり」と「カフカとでんでんむChu!」を並べるとか、「森へ行こう」と「山へ行こう」を並べるとか、曲名を見ているだけで、これとこれを組み合わせたら面白くなるんじゃね? というアイデアは次から次へと湧いて出てくる。何しろ素材は千曲以上あるのだから)。